持ち家があると幸せ、賃貸は不幸と頑なに信じる高齢者たち
僕は独身だからあまり言われることはないけど、結婚した同期は口々に上司から言われる言葉がある。
上司「結婚おめでとう。次は家だな。どこに建てるつもりなんだ?」
同期「まだ家は考えていませんよ。」
上司「バカヤロ―、家族が幸せに暮らせる家があってこそ、仕事にも精が出せるんだ。」
同期「(そうなのかな?でも部長が言っていることだし、正しいのかも…)
どこかおすすめの場所はありますか?」
上司「この辺だとな…」
僕「(家と仕事は関係ないでしょ。)」
こんなやり取りが繰り広げられています。
たぶん、僕の上司や動機の頭のなかはこんな感じなのでしょう。
幸せ=結婚、持ち家、子供、車がある暮らし
不幸=結婚、持ち家、子供、車がない暮らし
中には今の若者は時計、車とか家に金を使わないから、金回りが悪くなって経済発展しないという人までいますから。
平均データみたいですけど、
子供 65,000,000円
家 60,000,000円
車 42,000,000円
結婚 5,500,000円
合計 172,500,000円
かかるそうです。
日本の30代の平均年収は
これまでは年齢とともに給料が上がると思われていましたけど、
今後世の中がどうなるのかわかりません。
今回は30代以降は給料が上がらないという仮定で、
4,560,000円
平均年収ランキング2015(年齢別の平均年収) |転職ならDODA(デューダ)
172,500,000÷4,560,000≒37年
もし、結婚、持ち家、子供、車がなければ、
暴論ですが、37年間は働かなくてもいいことになります。
逆に、結婚、持ち家、子供、車すべてを持っている人は、
持っていない人に比べて37年間余分に仕事をする必要があります。
仕事が好きで毎日仕事したくてたまらない人はいいですけど、
毎日楽しんで会社に行く人は稀だと思うんですよ。
当然、
家を買う→ローンをする→仕事が嫌だ→ローンの返済があるからやめれない
こういう生活をしている人は中にはいますよね?
でも未だに
幸せ=結婚、持ち家、子供、車がある暮らし
不幸=結婚、持ち家、子供、車がない暮らし
家があったり、結婚していて幸せな人がいたり、子供がいなくても幸せな人は世の中にたくさんいます。だから、
本来
思い込み
自分はどこに所属しているのかを考えずに無闇やたらに、
幸せ=結婚、持ち家、子供、車がある暮らし
って思い込んでいる人がたくさんいるからなんですね。
僕はもっぱら賃貸、レンタカー、結婚しても式は挙げない、子供は1人までと思っています。何十年も同じところに住むなんて飽きちゃう。車も運転している間は何もできないからつまんない。結婚式は、結婚式をあげるくらいならその資金でいろいろ遊びに行きたい。子供は…。
1,2万ぐらいだとみんなが持っていても自分は買わないって人はたくさんいるのに、数百万、数千万だとなぜか買う人が多くなる。
本当に必要なのか考えているのかはわからないし、他の人と一緒だと安心するのかもしれないけど、高い買い物だから後悔しないようにしないと。