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日々の出来事や感じたことをつらつら書きます。

転職日記④ 一次面接と最終面接の違い

就活の時は一次面接の内容を最終面接でも同じように質問され、同じような答えを用意しましたが、転職活動では一次面接と最終面接では深掘りされる質問が違います。

 

1次面接の面接官が知りたい内容

 部署で明日から即戦力として働いてくれるのか。

最終面接の面接官が知りたい内容

 向こう10年、20年社員として活躍しているのか

 

異なるのは面接官と面接官の会社での役割が関係しています。

 

一次面接の面接官

希望部署の部課長、若手人事部

一次面接の面接官は部署の経営を任されている人なので、自分が課長でいる間に利益を出してくれるのか。

悪く言えば自分が部長になるために活躍してくれるのかを期待しています。

 

最終面接の面接官

希望部署の取締役、人事部長

取締役は会社全体の利益を任されています。経営者は短期的な利益だけでなく、10年、20年後も企業が成長することことも視野に入れています。

 

基本的な質問内容は同じなのですが時間配分が異なります。それぞれの面接官が期待していることを理解した上で面接に望むことが重要です。

面接前に面接対策をきちんとして、面接官に合わせて答えることができれば、面接は簡単に通過します。

 

面接ごとの質問時間の違い

基本質問5項目

1,これまで取り組んできた業務について

2,転職をしようとしたきっかけ

3,志望理由

4,入社して取り組みたい業務

5,逆質問

 

1次面接の時間配分

1,これまで取り組んできた業務について 30

2,転職をしようとしたきっかけ       5

3,志望理由                5

4,入社して取り組みたい業務      10

5,逆質問               10

 

1次面接では即戦力が求められているので、面接中に業務能力を見極める必要があります。そのため、これまで取り組んできた業務に関する質問は細かく聞かれます。僕の場合は担当したプロジェクトや役割について質問されました。この質問は自分の仕事内容を説明するだけなので、頭の中を整理するだけで対策の必要もありません。

その中で、自己PRになる「これまでの苦労した経験」も聞かれますが、簡単に答えただけで深掘りされません。1分ぐらいで説明できる内容を2つ考えておけばいいでしょう。

 

入社して取り組みたい内容は、自分に不足している能力を資格取得を通して身につけたいと話せば、自分のことを意欲的な人だという印象を与えれらます。実際には自分に不足しているを自覚していて、意欲的な人間であれば今まさに勉強している最中のはず。知識に対する質問が来ても勉強中なので答えられなくても問題ありません。

 

たまたま社内で最年少現場所長だったので、思わなぬ質問としてあがったのは「会社の人から期待されているのに、なぜ転職を考えたのか?」。「めんどくさい、つまんないから」と答えそうになりましたが、期待されているのに転職活動をすることに疑問を感じたそうでしたの、転職しようとしたきっかけに絡めて説明すれば納得してくれました。アピールだと思っていた内容が裏目に出ることもありますけど、対策の仕様がないので流れに任せましょう。

 

最終面接で時間配分

1,これまで取り組んできた業務について   5

2,転職をしようとしたきっかけ      15

3,志望理由                 5

4,入社して取り組みたい業務       15

5,逆質問                20

 

最終役員面接では業務内容についてはほとんど質問されません。なぜなら、1次面接で業務能力についてはしっかりと質問しています。1次面接を通過したということは業務能力については問題ないと判断されたからです。

代わりに、転職のきっかけと入社して取り組みたいことは時間をかけて質問されました。

経営者の立場からすれば、指示待ちの社員よりも意欲的な人に入社してほしい、さらに言えば自分で仕事を作り出す方な人材に入社してほしい

また、せっかく成長した人材が退職すると今まで教育にかけてきたコストとその人の代わりに入社する人のコストがもったいないので、僕のように休みが少ない、有給が取りにくいという理由で退職するような社員は必要ありません。

だから面接ではこのあたりを重点的に質問されます。

 

質問時間も長いのですが、こちらが質問すれば面接官は会社のことを知ってほしいのでたくさん話してくれます。説明を受けている間に次の質問を考えておけば、質問が途絶えることがありません。

 

まとめ

面接官の立場により質問する内容が異なりますが、質問する5項目は同じです。基本5項目をしっかりと考えておけば、どんな質問をされても5項目に繋げるような回答をすると面接官は納得してくれます。5項目をしっかりと考えておけば、面接官毎に質問が異なることを知っている必要はありませんが、頭の中の片隅に入れておくだけで、面接前に変な不安を抱えなくていいので、知っておいて損はありません。