退職が決まって驚いた会社の6つの常識
転職先が決まり、退職することになると本当に今まで働いてきた会社のことがよくわかります。
特に、身近で働いていた人の本性がよくわかる。
退職の話をしていく中で話していて、退職してよかったと本当に思えたのは、45歳以上の人たちと話していたときです。
45歳以上で僕に話しかける人は役職がついている管理職です。
役職がついている人にとって、自分は会社から認められているつまり立派だから出世している。つまり、会社の上下関係を実社会に当てはめて、社内だけでなく社会的立場も上だと考えている人たちです。
この方達は、自分が上だと思っているから、持論を展開してきます。といってもみんな同じようなことなので持論でもないんですけどね。多分会社の中で代々引き継がれてきたことなんだろうな。
おじさんたちが言っているとんでも理論
- 早く結婚して、家買って、子供つくりなよ
- 次の会社に行くと給料下がるよ
- 次の会社は絶対に転職するなよ
- 転職を考えているなら相談してほしかった
- 君の転職の仕方は社会人としてどうかと思う
- 退職する時にメールだけですまそうとするなんて何事だ。挨拶しに会社まで来い。
1.早く結婚して、家買って、子供つくりなよ
初めて聞いたときには背筋が凍りました。結婚して、家買って、子供つくると簡単に仕事を辞めれなくなるからだそうです。
結婚・子供=養うためにお金を稼ぐ
家=ローンを返済するためにお金を稼ぐ
言い方が悪いけど、強制的に労働させる環境を作らそうとしています。結婚も家も子供も自分が幸せになるためにあるのに、借金のような扱いで話されました。
社内では福利厚生として結婚、出産、家に対する優遇制度があるけど、この制度を作った経営者は社員を奴隷にするために、早くこの3つをさせようとしているように感じます。中には自分が逃げれなくするために、結婚して、家を買ったという人も。45歳以上の人は就活なんて名ばかりのもので、自分が入社できる給料の一番高い会社に入社しています。つまり、働くのはお金を稼いで借金を返済するため。もちろん、僕もお金のために働いていますが、お金を稼ぐのは人生を楽しむための手段です。僕はこの話を聞いたときに、上司達が飲みに行っても仕事の話しかしなくてつまらないのは、借金を返済するために生きているからだと気づきました。
2.次の会社に行くと給料下がるよ
1と同じです。僕の脳内翻訳機では「次の会社で給料下がったら借金返せなくなるよ~」。バブル世代にとって「借金が多い=ステータス」と思っているのでしょうか?
「そうですね」と愛想笑いをしたけど、本音では「借金返すために生きていません。返せないほどの借金なら借りません。」
借金を返済するために自分が楽しいことができなくなるぐらいなら、借金はしてはいけないと。
3.次の会社は絶対に転職するなよ
僕が今回転職する理由は、もっと人生を楽しみたいと思ったからです。そのために、転職先以外の方法もあると思うけど、自由時間が多い会社に転職することにしました。だから、これから働いていく中で、自分の人生をもっと充実させることができる会社が見つかったり、自営業の方がいいとわかればもちろん退職します。
この話をする人は、「自分の意志に関係なく長く続けることが人として正しい」と思っているから出てきた言葉でしょう。
「倒産したり、リストラにあった場合に限りいいですか?」と言おうと思ったけど、ぐっとこらえました。
4.転職を考えているなら相談してほしかった、信用されていなかったんだね
僕は信用している人、大切ない人は距離が離れていても連絡は取るし、時間を作って会いにいきます。
プライベートの付き合いがなく、会社でたまにあったときにしか話しかけてこない人は信用していません。
そもそも転職したかったのに社内の人に何を相談するんでしょうか?
- 転職したほうがいいのかどうか
- どういう転職先がいいのか
- 面接練習をしてほしい
こんなことかな。いや、冷静に考えてください。転職したことがない人に転職の相談しても意味ないでしょう。海外旅行言ったことない人に海外旅行の相談しますか?行ったことないのに「海外は怖いからやめといたほうがいいよ~」っていうのがオチでしょ。
挙句の果てには、「止められて説得する自信がなかったんでしょ?(ニヤリ)」
今の会社の生活が嫌で、転職することは自分の中で決まっていたのに、なんで社内の人に相談して、説得する必要があるんですか。
相談する気はゼロだったので、この話をされた時に「ナニイッテンノ?」と思ったけど、仮に相談したら色んな人に言いふらして、会社として転職活動を辞めさせようとするでしょ。僕が上司ならそうしますしね。
5.君の転職の仕方は社会人としてどうかと思う
僕はプロジェクトの途中で退職しました。
「社会人ならプロジェクトが終わってから転職するべきだ。自分の今のプロジェクトをやり遂げたい熱意を伝えれば、転職先の会社ももっと君のことを評価するだろう。」
すみません。プロジェクトにやりがい感じてませんし、あなた達の言いたいことは「社会人として」どうこうではなくて、こういうことでしょ。
「お前が途中で抜けたら引き継ぎ面倒くさいから、終わらしてからいけよ。プロジェクト終わるまで待ってと言ったら、内定取り消しになるかもしれない。そしたらやっと使えるようになった社員が減らなくてラッキー」
メチャクチャなこと言ってきます。こんなことは思ってない、君のために言っているんだと言う人がいたら、プライベートの付き合いもあるはずです。仕事をする上で、自分の都合のいいように言っているだけです。
6.退職する時にメールだけですまそうとするなんて何事だ。挨拶しに会社まで来い。
最終出勤日にBさんからいきなり電話が。
Bさん「お前メールだけで済ますつもりか。会社に来て最後の挨拶しろ。」
僕「お世話になった人には電話で挨拶したから、会社には行きません」
Bさん「社会人として挨拶するのが常識だろう」
Bさんは上司でもない別の部署の課長です。そんな人からいきなり電話で怒鳴られると、今までは会社の中での上下関係があったから言い返すのを控えていました。
こっちも利害関係がなくなったので頭にきて、
僕「その発言はどの立場で言っているんですか?上司でもないあなたに言われる筋合いはありません。」
Bさん「お前、誰に向かってあなたって言ってるんだ」
僕「あなたもどの立場でお前と言ったり、威圧的な発言をしているんですか。そんな人に『社会人としての常識を語られたくないです』」
Bさん「…。お前が挨拶に来なかったらみんなどう思うんだよ」
僕「挨拶をしに会社に行って、だれの得になるんですか?」
Bさん「誰の得にもならないけど、次に退職する人も同じように挨拶しに来なくなるだろう」
僕「辞める自分に次に辞める人と何か関係があるんですか?」
Bさん「(電話の向こうで僕の課長に)こいつおかしいぞ」
こんなやり取りをして、課長から電話がかかってきて会社に行くことになりました。実は3回も退職を告げたのに快く送り出してくれた部長には会社に行って、最後の挨拶をする予定でした。
そもそも僕が最終日に会社に挨拶をしないでおこうと思ったのは、会社の人にとっては僕が辞めることはさほど重要ではないから。1週間も経てば僕が辞めたことするら忘れてしまう。
僕がなぜこのように考えるに至ったのかは、以前定年退職する方の挨拶回りがきっかけです。
挨拶される側の人達は、席まで近づかれているのに、気付かずにPCに向かって仕事をしている。挨拶されると一言「お疲れ様でした。」といって、またすぐに仕事を続ける。40年間も働いてきたのに、最後はこんな扱いなのか。
この人が嫌われていたのかはわからないけど、最後ぐらい雑談とかするでしょ。仕事上の付き合いは利害関係の上で成り立っている。退職した人は利害関係がないから、最後のあいさつを一言で終わらしたところでもう関係はない。
だから僕はほとんど面識もなく、話したこともない人には挨拶する必要もないと思っています。
誰にも挨拶をしていないわけではなく、本当に面倒を見てくれたと思っている人には、電話をかけて、今までの感謝の気持ちは伝えました。形だけの挨拶は本当に無駄だと思います。
社内の人は会社の常識で成り立っている
転職活動をせずに、10年後も20年後も今の会社にいたら自分がどんな人間になっていたのかを想像するだけでゾッとします。50歳になってから気付いても、転職活動する気力もなくなってそうだし、いつもらえるかわからない年金までがまんするか~って思ってしまいそうです。僕は1つの会社でしか働いていないけど、ずっと同じ会社に勤めている「会社の常識=自分の社会人としての常識」になりそうです。転職しなくてもそれぐらいわかるだろうと思うかもしれないけど、4年間働いて気づかなかったので。退職する気がない人も勤めている会社の常識が本当に正しいのか疑ってみては?
転職日記最終章 なぜもっと早く退職しなかったのか
退職することが決まって時間ができたので、改めて退職した理由を考えてみました。
退職した理由を考えるためには、今まで働いていた理由から深掘りしていこうと思います。
毎日出社したくないくらい嫌だった会社なのに続けていた訳とは
会社に行くのが面倒で働きたくない、仕事振られたくない、金曜日の夜になるとワクワクするぐらい働きたくなかった。でもズル休みはほとんどせず(あったんかい!!)毎日出社していました。
小学校の時から学校に行くだけで評価される皆勤賞に影響を受けていたので「欠勤=悪」という意識が今も僕の中に根付いています。学校教育のお手本になるぐらい洗脳されている僕は、夏休みのラジオ体操ですらほとんど遅刻することもなく参加していました。ほめられることは嬉しいので欠席してもいいような馬鹿馬鹿しいことでもなぜか出席していました。
今思えば出席することには価値が無いのにもかかわらず…
真面目人間の僕が退職したかったのに、退職できなかった理由は5つ
1,欠勤することに罪悪感を感じる(出勤=善、欠勤=悪)
2,ワークシェアリングができておらず、欠勤したときには、自分がいなかったら客先対応できない(独りよがりの仕事スタイル)
3、社内の人が理不尽なことを受けいれいて頑張っているのに、自分だけ勝手なことができないと思い込んでいた(文句を言っても解決しない。面倒なことに巻き込まれるくらいなら、黙って従おう)
4,みんなはつらい思いをしているのに、自分が楽することがいけないと思い込んでしまう(徹夜で仕事をしている人がいるのに自分だけ、早く帰ることに気が引ける)
5,みんなと一緒ならつらいことも耐えないといけないと思いこんでいた(一緒に頑張ることで辛いことを乗り越える)
1,欠勤することですら罪悪感を感じる(出勤=善、欠勤=悪)
自分でもびっくりするけど、小学校から皆勤賞という風邪さえひかなければ誰でももらえる賞に価値があると未だに思い込んでいました。僕は風邪を引いたら学校は休んでいたけど、友人の中には皆勤賞がもらえなくなるという理由で風邪を引いても学校に来る人がいました。いつの間にか僕の中でこのような思い込みがありました。
・風邪を引いても出席した=褒め称えられる
・風邪を引いているから欠席した=甘えている、みっともない
皆勤賞という悪習は社会人になっても変わりません。
風邪を引いても会社に来る人がいるけど、責任感で出勤しているのではなく、欠勤したことによって風評被害を受けることに怯えているのだと思います。
2,ワークシェアリングができていないから、退職して自分がいなくったら客先対応できない(独りよがりの仕事スタイル)
会社組織の存在理由は、一人でできない大きな仕事を協力しあって達成するためにあると思っています。自分がいなくなったり、仕事を手伝ってくれる人がすぐに業務内容を理解できるように常に共有できるようにしておく必要がありました。わかっているのだけど、分だけにしかわからない資料を作ってしまい、手伝ってくれる人がいても説明するのに時間がかかってしまいました。資料を作るという目先の面倒な作業をサボってしまい、他の社員に仕事を任せることができずに文句を言いながら出勤しているダメ社員でした。
3、社内の人が理不尽なことを受けいれいて頑張っているのに、自分だけ勝手なことができないと思い込んでいた(文句を言っても仕事はなくならない。)
同僚はみんないい人でがんばり屋さんです。理不尽なことでも受け入れてしまい、圧倒的に労働基準法で引っかるぐらいの労働料なのに「仕事だから」という理由で文句を言いながらも、徹夜したり、土日出勤してでも仕事をします。そんな同僚の姿を新入社員のころから見ていたので、無意識のうちにどんなことでも仕事である以上はやらなければいけないと思っていたんでしょう。
4,みんなはつらい思いをしているのに、自分が楽することがいけないと思い込んでしまう(徹夜で仕事をしている人がいるのに自分だけ、早く帰ることに気が引ける)
定時になってもだ~れも帰らない異様な会社です。席を立ったと思っても夜遅くまで働くから休憩に出かけるぐらいです。そんな中で自分だけが早く帰ると暇だと思われて、仕事を振られるのが嫌だからわざと早く仕事をしないこともありました。
5,みんなと一緒ならつらいことも耐えないといけないと思いこんでいた(一緒に頑張ることで辛いことを乗り越える)
客から急なムチャぶりがある時に、同僚たちと明け方まで仕事をしているときの感覚は、部活で辛い体力トレーニングを乗り越える時の感覚に似ていました。辛くてもなぜか不思議なパワーが湧いてきます。部活のときは試合に勝つなどの明確な目標があったからパワーが湧いてきたいのでしょうが、仕事の徹夜はパワーが湧いてきて頑張っているのではなくて、睡魔に襲われて頭が働かなくなっているのが原因でしょうが…
退職することを決意するきっかけ
僕が影響を受けている人は4人います。
・堀江貴文さん
・キングコング西野さん
・ちきりんさん
・岡田斗司夫さん
この4名のような生き方がしたいと憧れているのにもかかわらず、僕は正反対の生き方をしている気がします。この4名に共通していることは自由に生きているということです。自由に生きているのは好き勝手に生きるという意味ではなくて、人の目を気にせずに自分の人生を生きるということです。
堀江貴文さんが自分の考え方を知りたければこの本を読めとまで言っている「嫌われる勇気」。この本には本当の自由を自覚させてくれます。
この本を読んだとき体中に電撃が走りました。ごく少量の微弱電流ですけど。何回読んだかもわからないし、父の日、母の日には何も送らないのに親にもプレゼントしたぐらいの衝撃でした。
僕が生きている理由は自分の人生を生きるためです。仕事は生活するために必要ですけど、自分の人生の全てではありません。当然、職場の人間関係も会社というコミュニティの中では重要な要素だけど、僕の人生の中ではほんの一部分です。それなのに生活の大部分が仕事に追われる生活をしていると職場の人間関係や風習が自分の人生であるかのような錯覚に陥っていました。
僕が退職しなかったのは職場のコミュニティから嫌われるなるのが怖い、嫌われると自分の存在意義が感じられないと思っていたからです。嫌われないように、いやいやでも出勤したり、自分の人生を犠牲にして残業していました。
他者の評価を気にかけず、他者から嫌われることを怖れず、承認されないかもしれないというコストを支払わない限り、自分の生き方を貫くことはできない。
会社のコミュニティが全てだった僕にとって、会社の中で評価を受けることが自分の人生になっていました。会社の中で評価を受けるためには、さっき書いた5つのやめられない理由に従わないといけません。でも、会社の評価軸って経営者に都合のいいように作られたものだから、社会の中ではなんの価値もありません。嫌われる勇気を読んでからは、職場の空気にながされずに、すこしでも自分の生き方を貫いてきました。
予定があれば、上司からの依頼も断るし、みんなが残業で残っていても自分の仕事が終わればさっさと帰る。その代わりに、自分がいなくても職場が回るように段取りや資料はしっかりと作成し、自分の業務内容を色んな人に話して、自分がいなくても現場が回るようにしていました。自分の生き方を貫き出すと、この職場で10年先、20年先も勤めていてはいいのかと疑問に思ってきます。僕は現場監督でお金や品質管理をするためにいきていていいのかと。すくなくても大学生のころに思い描いていた、社会人像に現場監督は入っていませんでした。タイムマシーンがあって今の僕を大学生の自分が見に来たら「ダサッ」って言ってしまいそうです。
だから僕は自分がやりたい、あってほしい未来を実現できる職場に転職することにしました。
最後に
退職が決まると色んな人から仕事に関する本音が聞けます。社内の人の中にも何人も転職を考えているけど、忙しさを言い訳にして一歩を踏み出せない人がいます。先輩の中には後輩の僕に転職活動のアドバイスを求めてきた人もいました。
僕の転職経験が全てはないけども、少しでも転職を考えていたり、今の働き方に悩んでいる人に役立つと思って連載をはじめました。みんなが自分の納得の行く人生に近づけるように。
転職日記⑥ 絶対に質問される退職理由で言ってはいけない5つのこと
退職を快く受け入れる人も受け入れない人も必ず聞いてくることが一つだけあります。それは、退職理由について。
なんでそんなことを聞くのかと言うと、まず第一に興味本位。(笑)
みんな会社への説明責任があるとか、心配しているとかいろいろな理由があると思うけど、何よりも僕が実感したのは好奇心だと思います。みんな目を輝かせて退職理由を質問してきました。
なぜみんないきいきとするのか?
僕の持論ですが、社内の人が退職理由を聞いてくる一番の要因は「誰かが退職するということは楽しいイベント」だから。
普段業務をしていると自分のやりたいことよりも上司や社内で指示された業務をすることがほとんどです。自分の意見を通そうにも、業務がどこでどういう理由で決まったのかを本当に理解していなので、どこかの誰かに必ず論破されます。
そんな中、若手社員の僕が退職するということは自発的に行動できるイベントです。なぜなら「僕」を説得することに対する答えがないから。自分の経験談を語ることで若手社員のためになっていると感じれることができるからです。経験談が伝わっているのか、役に立っているのかにかかわらず、20歳も年下の人間は絶対に世間をわかっていないという自負があるから、僕を説得するという行為自体でアイデンティ−を保てます。
退職理由を質問する人のタイプとは
質問する人には2種類います。
1,会社の事が大好きで、出世している自分に誇りをもち、会社を辞めることがもったいないと思っている人。(課長クラス)
2,社内での出世もなくなり、定年退職するまでとりあえず勤め上げようとしている人。(出世を諦めた50代)
1の人は出世しているので、会社愛が強すぎて本当に「こんないい会社はない」と思っています。30年近く働いてきて、出世している人は少なくとも仕事以外の様々なものを犠牲にして仕事をして、認められた人です。頑張った自分が認められたことを誇りに思っているし、頑張った自分を評価する会社に対して感謝しています。
2の人は出世がないとわかっているので、無理に業務をこなしません。与えられた業務はこなすけども、それ以上の仕事はしません。手を抜いてもクビになることがわかっているので2の人もまた「こんなにいい会社はない」と思っています。実用以上に仕事をしなくても今後の人生が変わらないと見切りをつけている人です。
言ってはいけない退職理由
1,会社の制度を不満
2,人間関係の不満
3,勤務地
4,残業時間
5,給料
5つの退職理由を口にしてはいけない理由は、転職しなくても今の会社で解決できる可能性があるからです。
一つずつ答えを考えていきましょう。
1,会社の制度を不満
→経営者が変わったり、時間が経てば不満が開所される可能性がある。
2,人間関係の不満
→部署異動して不満がある人と違う部署にする。
3,勤務地
→希望勤務地に転勤させる
4,残業時間
→自分の仕事能力が低いから、仕事を頑張って生産性をあげる方法を教えられる
5,給料
→仕事を頑張って出世すれば給料が上がると言われる。
絶対に保証されている理由ではないけども、納得してしまいそうな理由で論破されそうです。他にも今いる会社で解決できると思わせる答えを言ってしまうと、解決策を提示されて説得されます。
僕が使った退職理由
論破されない絶対的な退職理由は、会社の事業内容と全く関係ない企業に転職するということです。僕は今の仕事と少し関係があるメーカーに転職するけども、内定先の企業をIT企業でITエンジニアとして活躍したいと嘘をつきました。IT企業に転職すると説明するとみんな説得できないことを理解して、ポカーンとした顔をした直後に「なんで?」と質問してきます。無駄が多い今の会社でIT技術を導入すれば効率的になることはわかっていました。「非効率な部分をITエンジニアとして解消していきたい」と説明すると、誰も説得してきません。なぜなら今の会社ではどんなに説得しても解決しない退職理由だからです。例えば、IT企業であれば、飲食店。メーカーならコンサルティング会社等。無限にあるので、適当に異業種に転職したいといえば誰も止めません。
まとめ
退職することに対して、みんな説明責任を要求してきます。人によって答えを変えてしまうと辻褄が合わなくなって面倒なので、一貫性を持って説明しましょう(面接も同じ)。そうすれば誰でも納得してくれるし、突っ込まれてきた時に変な汗をかかなくて済みます。
大切なことは、今の会社で解決できない理由にすることです。不満を退職理由にすると周りも説得する方法がないかと考えてしまいます。事業内容や一人の社員が退職すると言っても簡単に変更できることではありません。
ぜひ使ってみてください。