定年退職した親にちきりんさんの本を読ませたら、思わぬ変化があった
そろそろ3月です。
会社内では、定年退職される人が身の回りを整理している。
僕の父親は定年を過ぎていますが、再雇用されて働いています。定年までは仕事人間であり、特に趣味もなかったから、うつ病にならないかと心配していたけど今は楽しそうに暮らしています。
男性の平均寿命は約80才なので、残りの人生をもっと楽しんでほしいと思い、ちきりんさんの「自分の時間を取り戻そう」を紹介しました。
有名ブロガーもブログを読まない人にとっては無名
僕はちきりんさんの考え方が好きなので、ブログや本の熱心な読者です。有名ブロガーなので、世間の人も当たり前のようにちきりんさんを知っていると思っていました。
でも父にちきりんさんの話をしたら、「だれ?ちきりんって?」。
僕は初めて知りました。月間200万pvブロガーちきりんさんでも、知らない人はいるんだと。確かにテレビにはほとんど出ないし、ネットニュースにたまに名前が出るぐらいなので、普段からブログを読まない人にとっては知名度がありません。
ちきりんさんの考え方を少しでも知っていると、楽に生きれたりするので何とかしてちきりんさんのブログを読んでもらおうとしました。でも老眼でらくらくホンの父はブログは読めません。ちきりんさんの本を勧めようと思っていたときに、「自分の時間を取り戻そう」が発売されました。
すぐにAmazonで注文して、実家に配送。どんな感想が聞けるのか楽しみしていました。
らくらくホンの父の思わぬ感想
年末に帰った時に、本の感想を聞くと予想外の答えが帰ってきました。
「ちきりんさんの本を読んだけど、そろそろスマホにかえるわ!」
父の感想の意味がわからなく、戸惑いました。LINEが使えるように何度もスマホを使ってほしいと頼んでいたのに、一向にらくらくホンから変えようとしなかった父ですが、「自分の時間を取り戻そう」には、スマホを推奨している文章などありません。
airbnbやuberのようなシェアリングエコノミーの文章からそろそろスマホが必要だと感じたようです。当たり前のようにスマホを遣っている僕にとってはぜったいに思いつかない感想です。
まとめ
父は仕事人間だったので、退職前はあまり会話することがなかったので、僕は勝手に新しい価値観を受け入れない人だと思っていました。定年してからはお酒を飲みながらちきりんさんの考え方を話していましたが、あまり受け入れてくれませんでした。
そんな父が本を読んだだけで、らくらくホンからスマホにかえると言い出したことは僕の中で驚きです。これからも還暦を過ぎた父に新しい考え方の本を紹介するのが楽しみです。次はキングコング・西野さんの「魔法のコンパス」がおもしろそう。
自分の時間を取り戻そう―――ゆとりも成功も手に入れられるたった1つの考え方
- 作者: ちきりん
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2016/11/25
- メディア: Kindle版
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