relax in the blog

日々の出来事や感じたことをつらつら書きます。

「逃げ恥」だけじゃない!プロの独身男子の生態調査!

 

 

プロの独身が恋人の女性へ

ガッキーが可愛すぎたり、恋ダンスで話題になっているTBSドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」。

僕は原作漫画しか読んでいませんが、恋愛感情がなくても、契約結婚でガッキーと暮らせるなんて理想的ですよね。ガッキーがかわいくて話題になっていますが、この漫画の主人公はどう考えても津崎平匡。そして読むべき読者は、プロの独身と付き合っている女性です。まちがっても彼女いないプロの独身がガッキーのような可愛いこと付き合えることを期待して読むべき漫画ではありません。

 

ストーリー

簡単にストーリー説明をすると、

30台後半で童貞の自称プロの独身である津崎平匡が、大学院卒でありながら就職先が決まらないみのりを家事代行としてやとう。みのりの両親が田舎暮らしを始めることをきっかけに、家事代行として契約結婚することになる。契約結婚とはいえ一つ屋根の下で男女二人が過ごすと、二人の中で徐々に恋愛感情が芽生えていく。

 

メールの返信に一喜一憂 

プロの独身とは仕事も趣味も充実していて自分の時間を大切にしたいという名目のもと、女性と付き合ったこともない童貞のことです。つまりは彼女のいない童貞のことです。

僕も大学院生になってから童貞を卒業した人間なので、22歳ぐらいまではプロの独身でした。プロの独身は、彼女がほしいので、女性のことが大好きです。でも彼女ができないのは自分が傷つくことが怖いから。気になる女性からメールの返信が来ないと自分の送信したメールを見直して、相手を傷つけていないか確認。文章に何も問題がないのにメールの返信が来ないと嫌われたのか、うざがられたのかと考えてしまう。2日ぐらい返信がないと、もう一度メールを送ろうとするけど、返信が来てないのにメールを送ってもいいのかと自問自答。送ろうかどうしようかと迷っている間にどんどん日が経ち、その間は返信が来ることを期待しながら、今までしてきた楽しかったメールを見直してニヤニヤ。携帯の着信があるたびに一喜一憂する。

こんなにプロの独身とは純粋なんですよ。純粋であるが故に、一喜一憂している状態に疲れてきて、恋愛から逃げるようになりプロの独身は年を重ねていきます。

 

 ガラスよりも割れやすいハート

彼女ができたプロの独身は恋愛のいい部分しか見えていません。なにせ他の女性と付き合ったことがないから、テレビや本で得られるいい情報しかわかりません。だから彼女が疲れて帰ってきて無口だと自分が悪いことをしたと考えて、自分を責めて勝手に傷つきます。傷ついたときに考えることは、好きになってしまったから傷ついてしまうんだ。1人のときはこんな風に傷つかなくてよかったのに。

子供かと突っ込んでしまいそうですけど、本当に彼らはそう考えるんですよ。漫画で津崎さんが言うセリフが、

相手のために

心を砕いたことが

相手の心に

届かなかった時の

みじめさは

今までは生きてきて

何度も経験している

だから傷つくことから逃げることに慣れているからこそプロの独身になるんですよ。

女性からは「ふざけんな。こっちもそういうふうにいじけているお前に対して嫌われたのかと心配してるんだよ!」って声が聞こえてきそうですけど、ぐっとこらえてください。

こんな津崎さんでも自分本位の逃げ姿勢に対して、相手のことを考えていきます。

傷に触れられることが嫌で

逃げることばかり考えていて

そうして

自分が扉を閉めたことで

相手を傷つけていたことに

気づいていなかった 

人を好きになるたびに

自分に自信がなくなっていく

 

プロの独身を見捨てないであげて

 自分が相手を傷つけていると自覚はあります。女性の方、もう少しだけ待ってあげてください。恋愛をすれば誰でも通過する相手のことを考えるというプロセスを経験していないがために、あなたのことを傷つけるかもしれません。でも一歩一歩ですが、精神的に成長していくので、少しの間だけ我慢して見守ってあげてください。